経結膜ハムラ法

下まぶたの裏側(結膜側)を切開し、眼窩脂肪(膨らんでいる部分の脂肪)を瞼頬溝(くぼんでいるクマの部分)に移動する手術です。
通常のハムラ法では皮膚側を切開しますが、経結膜法は結膜側を切開します。この方法で治療した場合、皮膚に傷ができませんし、ダウンタイムもその分短くてすみます。そのため傷を作りたくない方や普段お化粧をしない男性の方に特に適した治療法です。また、皮膚に余りのない若い方でクマを気にされている方にも適しています。

経結膜ハムラ法では、手術中に術者が確保できる視野が非常に狭くなり手術操作も行いにくくなります。そのためこの術式を行うには熟練を要します。当然この部位の解剖を熟知した医師が行わなければ良い結果が得られません。

経結膜ハムラ法とは

経結膜ハムラ法

脂肪でふくらんだ部分をくぼんだ部分に移動させる手術です。

手術方法

  • 脂肪が突出している部分、くぼんでいる部分をマーキングしておきます。

  • 切開部分に局所麻酔薬を注射していきます。
    局所麻酔注射は多少の痛みを伴いますので、無痛での手術を希望の方や術中は眠っていたい方は静脈麻酔での手術も可能です。
  • 経結膜ハムラ法麻酔

  • 結膜側を切開します。
  • 眼輪筋という筋肉の下を眼窩下縁の下約5mm~1cmまで剥離し、眼窩隔膜と眼窩脂肪を眼窩下縁の下くぼんでいるところの骨膜に固定します。
  • 切開部を極細の吸収糸で縫合します。

手術の特徴

  1. 手術時間
    約2時間
  2. 麻酔方法
    点眼麻酔、局所麻酔。希望により静脈麻酔を併用。
  3. ダウンタイム
    1週間程度の腫れ。
  4. 手術後の診察
    翌日にテープ圧迫の除去。
  5. メリット
    クマ、たるみが一度に改善し、すっきりした下まぶたになります。効果は半永久的です。
    皮膚を切らないので傷ができません。
  6. デメリット
    結膜側からアプローチするため、技術的に目の小さい人には不向き。
  7. その他
    目の下のクマがスッキリすることで劇的な若返り効果があります。